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2019長崎平和行動開催報告

 

全労金・労済労連2019長崎平和行動を開催!

全労金・労済労連2019長崎平和行動を開催!
 
 
【初日(8月7日)】
 2019年8月7日から9日にかけて、全労金・労済労連2019長崎平和行動を開催し、全労金から62名(男性33名・女性29名)、労済労連39名(男性25名・女性14名)、合計101名が参加しました。内容は、①開会集会(ⅰ主催者挨拶、ⅱ基調提起)、②被爆74周年原水爆禁止世界大会・長崎大会開会総会、③フィールドワーク、④講話、⑤震災からの復興・再生に向けて、⑥講演、⑦横断幕作成、⑧被爆74周年原水爆禁止世界大会・長崎大会閉会総会、⑨原水禁「非核平和行進」・黙祷、⑩閉会集会、でした。
 ①ⅰ平和行動の開会にあたり、実行委員長の九州労組安田委員長より、平和行動参加への感謝が述べられたうえで「長崎に原爆が投下されてから74年が経過するが、未だに原爆後遺症に苦しむ方々も多くいる。しかし、忘れてならないのは、日本は唯一の被爆国であるとともに、戦争加害者でもあることだ。3日間で、見て聞いて学んだことを、地域や仲間に広げてほしい」等と挨拶しました。その後、全労金・労済労連を代表して、労済労連戸村副書記長より「全労金・労済労連は、今後の連携強化に向けての中で、平和で安全に安心して暮らすことができる社会の実現をめざすことを掲げている。各地域でも定期連絡会で連携しているが、平和行動を通して両組織の連携が強化できる3日間としたい」等と挨拶しました。
 ①ⅱ実行委員会事務局長の全労済労組九州支部柴田支部書記長より「私たちは、戦争を知らない世代ではあるが、戦争経験者から経験談を聞ける最後の世代と言われている。原爆の悲劇が二度と繰り返されないように、私たちは被害の実情を後生にまで語り継ぐ必要があり、核兵器のない恒久平和を築く義務がある。3日間、学んだうえで、自分でできることを考え、伝えていただきたい」等と提起がありました。
 
 ②オープニングでは、高校生平和大使・高校生1万人署名活動実行委員会のメンバーが、この1年間の活動報告を行うとともに、署名活動のために作曲された「この声を、この心を」を合唱し、歌声を響かせました。その後、「第35回反核平和の火リレー」参加者が平和を訴えながら長崎県内を一周したことを報告しました。原爆をはじめ多くの核被害の犠牲者への黙とうに続き、川野浩一・大会実行委員長は、74年前の原爆被害の悲惨な実情を語り、核兵器禁止条約に対する日本政府の姿勢を批判し、正すように訴えました。次に、藤本泰成・大会事務局長より、核兵器禁止条約に対する日本政府の姿勢、核兵器を取り巻く世界情勢の変化等、核なき世界をめざすためにどうすべきかといった基調提起がされた。また、長崎からのメッセージとして、「被爆体験者」訴訟原告団等から、政府、及び、長崎市が、被爆地域外であることを理由に、被爆者認定を認めようとしないことを厳しく批判しました。田上富久・長崎市長から「被爆から74年が経っても世界にはまだ多くの核兵器がある。核兵器の無い世界をめざし、長崎だからできることに力を入れる」と挨拶されました。次に、長崎からはじまり全国17都道府県に活動が広がった第22代高校生平和大使23人が登壇し、決意を述べました。最後に「原爆を許すまじ」を合唱して閉会しました。
 
【2日目(8月8日)】
 ③フィールドワークとして、ⅰ岡まさはる記念館、ⅱ一本柱鳥居・山王神社、ⅲ原爆資料館、ⅳ、平和公園、ⅴ如己堂、ⅵ山里小学校、ⅶ浦上天主堂、を、青年組織やP-WAVE委員会を中心とした実行委員から説明を受けながら訪れました。
 ④講話「核廃絶に向けて」と題し、語り部の城臺美彌子さんより、パワーポイントやCD、防災頭巾等も用い、アメリカ・ソ連(ロシア)を中心とした核兵器・核開発の歴史とあわせて、2019年8月にINF全廃条約が失効したこと、核兵器(核)の非人道性や戦争の悲惨さ・残酷さ等が語られ、廃絶に向けて政治に関心を持ってほしい等が語られました。また、自身が6歳の時に経験した被爆当時の状況が語られました。
 ⑤東日本大震災からの復興・再生に向けた取り組みとして、副事務局長の長瀬九州労組書記次長より、全労金・労済労連の取り組みが報告されるとともに、被災地を代表して、東北労組の高橋さんより、発生時の様子や現状を含め報告を受けました。
 ⑥高校生平和大使6名より、国連欧州本部への訪問の他、ノルウェー・韓国・フィリピンやローマ法王との接見等、この1年間で取り組んだ様々な活動についてわかりやすく説明を受けました。
 ⑦原水禁「非核平和行進」で掲げる横断幕を参加者全体で作成しました。
 
 
【3日目(8月9日)】
 ⑧原水禁・非核平和行進のタスキが長崎から沖縄へ返還され、沖縄からのアピールとして、沖縄平和運動センター山城議長より発言がありました。藤本大会事務局長の大会まとめの後、大会宣言の提案・採択があり、閉会総会は終了しました。
 ⑨爆心地公園まで、反戦・反核・反基地を訴えながら、原水禁「非核平和行進」を実施し、長崎に原爆が投下された、11時2分、全体で黙祷を捧げました。
 ⑩全労金2単組・労済労連2単組の参加者より、平和行動を通じた感想報告を受けました。「これまで平和について、これほど真剣に学んだことがなく想像がつかなかった。周りに伝え、想像力を持ってもらえるように働きかけたい」「高校生平和大使の取り組みを知り、自分の高校時代と比較して恥ずかしく思った」「原爆の威力を思い知らされた」「加害者としての日本を学びなおす機会となった」「今まで、8月に平和や戦争についてしっかり考えたことがなかった」等の報告がありました。次に、九州労組長崎支部田中青年幹事より、2019長崎平和行動特別決議が提起され、全体で確認しました。平和行動のまとめとして、九州労組長谷川書記長より、3日間の行程と概要に触れたうえで「高校生平和大使の『ビリョクだけどムリョクではない』は、労働組合も同じである。平和で安全に安心して暮らすことができる社会の実現をめざし、私たちにできる行動者となろう。まずは職場・家庭で、3日間で感じたことを話してもらい、広げることをお願いしたい」等とまとめました。また、全労金より産別代表として「長崎平和行動は、全労金・労済労連が共催して10年が経ったが、両組織の歴史を考えれば、まだ始まったばかりの行動である。また、職場に繁忙感がある中で参集していただいたが、既に無力ではなく微力を発揮している。核兵器廃絶1000万署名を参加者一人が10筆集めることで、その微力はさらに発揮できる。この行動を続けていくためにも今後の行動に期待したい」等と挨拶しました。最後に、全労済労組九州支部新里支部委員長が閉会挨拶し、終了しました。
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