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2023ヒロシマ平和行動開催報告

 

全労金・労済労連2023ヒロシマ平和行動を開催!

全労金・労済労連2023ヒロシマ平和行動を開催!
 
【8月4日 1日目】
 ヒロシマ平和行動は、メルパルク広島を会場として開会しました。開会に先立ち、実行委員長である労済労連の安藤中四国支部執行委員長、全労金からは奥井中央副執行委員長が挨拶を行いました。中国労組の小糠委員長による基調提起のあと、ビデオ学習として「人間をかえせ」「はだしのゲンが伝えたいこと」を視聴し、原爆投下の当時の様子や被爆者体験を学習しました。
 被爆者体験講話では、広島県被爆被害者団体協議会の桒本(くわもと)様より講演いただきました。桒本様は6歳の時に被爆しており、子どもの時の思い出は、非常に食糧難でいつもお腹が空いていたこと(終戦後も)、お寺に疎開していた時や叔母の家に預けられていた時も食料がなかったため、家の中の食料が少しでも消えると泥棒扱いされたこと、等、当時の経験されたことを話されました。質疑応答の中では、私たちに何ができるかの問いに対して、「民主主義の世の中を守って欲しい、学校等でも色々議論できる場を続けて欲しい、独裁者を決して作ってはいけない」と参加者に訴えられました。
 その後、ビデオ学習「ヒロシマ 被爆者からの伝言」を視聴し、1日目は終了しました。
 
【8月5日 2日目】
 2日目は、平和記念公園に移動し、各単組の折り鶴を参加者が代表し献納しました。その後、平和祈念資料館入館し、先導者が解説しながらグループ毎にピースウォークを行いました。
 ピースウォークでは17箇所の慰霊碑や原爆遺跡を回り、そこに込められた想いや、原爆遺跡から想像される惨劇等、実際に見ることで原爆の凄まじい威力と残酷さを感じ取ることができました。
 ピースウォーク実施後、会場をメルパルク広島に移し、参加者でグループ討議を行いました。それぞれが感じたことを共有し、今後どのように平和活動の取り組みを進めるか、特に個人でできること、組織でできることを中心に討議をしました。
 2日目の最後には、上野学園ホールに移動し、「連合2023平和ヒロシマ集会」に参加しました。主催者代表挨拶として芳野連合会長から「今なお私たちは核兵器の脅威にさらされ続けている。本年5月、ここ被爆地・広島で開催されたG7サミットでは、『核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン』が発表されたが、核兵器数の削減努力の継続を柱としているものの、『核兵器のない世界』の実現に向けた具体的な道筋は示されなかった。核兵器による抑止力を事実上肯定したことは非常に残念だと言わざるを得ない。核威嚇をする為政者がいる中で、抑止論が成り立つとは到底思えない。今回のサミットでは、核兵器保有国を含む各国首脳が、広島平和記念資料館を訪れた。各国首脳には、核兵器使用の恐怖と悲惨さ、実相を強く胸に刻むとともに、核兵器廃絶に向けたリーダーシップの発揮を強く求める」などと述べられました。
 
【8月7日 3日目】
 平和記念公園にて広島市が主催する「平和記念式典」に参加し、原爆投下と同じ8時15分には1分間の黙とうをしました。
 式典終了後はメルパルク広島に戻り、集会を開催しました。「災害からの復旧・復興・再生に向けた取り組み」として、全労金中国労組冨土原青年事務局長より、「全労金『第6回災害からの復興・再生集会』」の参加報告等がされました。
 その後、2日目のグループ討議の結果について、それぞれのグループから発表がされました。発表では、原爆の悲惨さや、二度と繰り返してはいけないと感じた等、感じたこと、そしてこれから各組織に帰った後、ニュース作成や集会等で自ら多くの発信していく場を設けること、反核運動の一つとしてしっかり選挙活動を行うこと等、意見が出されました。
 最後に、事務局長の三浦書記長より3日間の振り返りを含めてまとめがあり、終了となりました。
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