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第10回協同組織産別・単組シンポジウム

 

「第10回協同組織産別・単組シンポジウム」を開催しました!

「第10回協同組織産別・単組シンポジウム」を開催しました!
 
 6月16日、都内/森下文化センターを主会場に、WEB併用にて、協同組織産別・単組連絡会(※全国農団労・全労金・労済労連・コープこうべユニオン・コープさっぽろ労働組合)主催により開催しました。各構成組織からの参加者の他、連合本部2名、UNI-LCJ1名、JCA1名、労金協会1名、全労済2名を含めて 150名が出席し、全労金から45名が参加しました。
 内容は、①主催者代表挨拶、②来賓挨拶、③講演、④グループディスカッション、⑤アピール採択、⑥まとめ。
 ①コープさっぽろ労組・金子委員長より「本シンポジウムは、10回目を迎えることができた。この10年、世界各地で発生している震災、新型コロナウイルスによる約3年におよぶパンデミック、未だ解決していないロシアのウクライナ侵攻、原油問題や小麦についての食料問題等、世界規模の問題が発生し、地域社会にも多大な影響が出始めておいる。そのような状況下において、今回は協同組合のアイデンティティについて学習し、ディスカッションする機会を設けた。協同組合・労働組合の連携により可能な限り社会貢献を行っていく為に、また協同組織に集う労働者として、先を見据えた方向性を導き出せる機会となればと思う」等と挨拶しました。
 
 ②ⅰ連合・清水事務局長より「国際協同組合デーは1992年に、国際協同組合の意識を高めるために作られたものであり、本シンポジウムは国際協同組合デーの主旨に合致している」「雇用や高齢者支援等の社会課題への解決策を編み出していくことができる組織で、2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録された」「協同組合と労働組合は誕生の歴史から近しい関係であることを改めて認識しており、連合は協同組合との連携強化を掲げている」等と挨拶を受けました。
 
 ②ⅱ中央労福協・南部事務局長より「国連において2025年を国際協同組合年と宣言された。既にILOや国連で採択された社会的連帯経済を実現する年とも考えられる」「利益最優先ではなく、人々の繋がりや支え合い、社会や環境との調和をめざすことが社会的連帯経済である」「SDGsがめざす社会にむけて、市場経済では解決が難しい社会課題の解決をめざすもの」「協同組合の労働組合には、その担い手としての期待がある」等と挨拶を受けました。
 
 ③JCA(日本協同組合連携機構)代表理事専務の比嘉政浩氏より、「協同組合のアイデンティティとIYC2025」と題し、ⅰ協同組合アイデンティティに関するICA声明、ⅱロッチデール公正開拓者組合、ⅲ協同組合原則の変遷、ⅳアイデンティティ声明の見直し、ⅴJCAの提言、ⅵIYC2025、等について講演を受けました。
 
 
 ④シンポジウムでは初めて、グループディスカッションを実施しました。ディスカッションでは、知る・繋がるを目的に、自己紹介、講演の感想、今後の意気込み、について意見交換しました。
 ⑤労済労連の古川副委員長より提案がされ、確認しました。
 ⑥全労金の深見委員長よりまとめをして、閉会しました。
 

開催風景

開催風景
 
司会(全国農団労・川岸委員長代行)
 
主催者挨拶(コープさっぽろ労組・金子委員長)
 
アピール採択(労済労連・古川副委員長)
 
まとめ(全労金・深見委員長)
 
グループディスカッションの様子
 
会場の様子
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